いたどりってどんなもの?

懐かしい子ども時代のおやつ

「いたどり」をご存じない方も多いかもしれません。スカンポという呼び名で、子どものころ、おやつ代わりに道に生えているいたどりの茎をぽんと折って、酸っぱい汁を吸うのが楽しみだった、という懐かしい記憶をお持ちの方もお見えでしょうか。また、高知では人気の食材で、季節になると店頭にも並ぶとか。

名前の由来

いたどりは、漢字で書くと「虎杖」。茎に「虎」の毛皮のような模様が現れること、大きくなると「杖」にしても丈夫なくらいであることから、この名前があるそうです。いたどりの若葉を摘んで傷口に当てると血が止まり、痛みが取れるので「痛み取り」からいたどりの名前がついたとも言われています。

身体にうれしい「いたどり」効果

イタドリの酸味には、肝臓の働きを助けるデトックスの効果があり、利尿作用によって排出を促してくれます。また、お肉を柔らかくする成分も含まれており、下味にお使いいただくとより美味しく仕上がります。